自作といっても 「まな板スタンド」 をベースに改造しただけなんですけどね。
現在、我が家には初代の iPad と、第3世代 iPad、あと日本での発売開始と同時に勢いで買っちゃった Nexus 7 の3枚のタブレットがあるんですが、Kindle Paperwhite も小説を出先で読むのにいいなぁとか、iPad mini とかもね (注文してないけど)…
で、増え続けるタブレットを収納しとく場所として、あと充電も一緒にできるような方法はないかなと考えていたんですが、なかなかイメージ通りのがなかったんで、じゃあ作ろってことで、アフター5 DIY。折角なので公開します。
本日の材料
まずは材料から。細かいのは置いといて、メインの材料は 2点。まずはベースとなる 「まな板スタンド」 ですが、これはパール金属さんのシリーズ (パール金属 Colors Stylish まな板 スタンド) で、プラスチック製のもの。
プラスチックなので加工がしやすいのと、3枚させる割にコンパクト。しかも形もスタイリッシュで、薄型まな板用なので、タブレットを指すのに丁度いい感じと、色々探した中では一番でした。カラー展開もあるので、好みで選べるっていう利点も。
ちなみに、製品パッケージにも書いてあるんですけど、「厚さ 8mm までのまな板に対応」 って書いてあるんですよね。実は Nexus 7 はカタログ上、厚さ 10.45mm、iPad も第3世代は 9.4mm と薄いですが、初代は 13.4mm なんです。スペックだけ見ると刺さんない気がしますが、各デバイスとも、一番厚い部分がそのサイズってことなのと、まな板スタンドの方も当然少し余裕を持って作られている関係上、問題なく刺さります。
ただ、Nexus 7 と初代 iPad はピッタリという感じですので、何かフィルムを貼ってたりするとキツイかも。とはいえ、この辺はプラスチック製の利点で、きつければ削っちまえばいいので、ダメ元で買ってみたら思ってたより余裕があって、結果ピッタリでした。結果オーライ。
で、タブレット指すだけならこれだけでいいんですけども、スタンドに立てた状態で充電もしたいのと、できればスタンド自体に USB 電源タップを付けて、コンパクトにしたかったので、そのために AC アダプタ付きで電源供給できるタイプの USB ハブ (エレコム USB ハブ 4ポート) を購入。こいつが 2つ目の材料です。サイズ的にまな板スタンドに内蔵 (?) することができそうなのを選んでいます。
ちょっとした加工
材料がそろったところで早速加工です。まずはスタンドに USB ハブを組み込みます。スタンドの底にはちょうどいい具合に USB ハブが収まるスペースがあるので、そこに埋め込んじゃいますが、コードを出さないといけないので、そのための切り欠きを作ります。これは寸法計って削るだけ。
そしたら、USB ハブをはめてみると… うん、ピッタリ。この辺の加工は慣れだと思いますが、プラスチックで加工はしやすいので、丁寧にやればきれいに仕上がります。
そしたら両面テープや接着剤でとめてしまいます。ひっくり返してこんな感じになれば、まるで最初から USB が組み込まれていたかのようでしょ。誰もまな板スタンドだとは気付くまい…
USB ケーブルが刺さるのも確認。で、本当は刺した USB ケーブルを通す切り欠きも作ろうかなと思ったんですが、
結構隙間をうまいこと抜けてくれたので、今回はやりませんでした (写真は初代 iPad を刺した例)。USB ケーブル通すだけの切り欠きなら大した手間もかからないので、こだわる人は加工してみてもいいかもしれませんね。
ということで、完成です。初代 iPad と Nexus 7 を刺した図。いい感じ。
ついでに第3世代 iPad も刺してみる。こいつは薄いので余裕があります。
各デバイス用の USB ケーブルは、付属のだと長すぎるので、20cm とかそれくらいの短いやつを揃えるときれいかもしれません。あと、前述もしましたが、買ったままのまな板スタンドは、刺す箇所のエッジに少しバリが残ってたりするので、その辺は細かいヤスリで少し削って滑らかにしておくと、キズなどがつかなくていいかもしれません (といっても相手はプラスチックなので、そんなに神経質になることはありませんが)。
ということで、ささっと 3、40分くらいで作ったので簡単にですが、複数のタブレットをコンパクトに収納するならまな板スタンドいいですよ。オススメです。