先日ベータリリースされた 「電脳卸ドロップシッピング」 に登録申請を出したところ、本日審査通過との連絡が。早速ですが電脳卸ドロップシッピングを試してみることに。
以前のエントリーでも取り上げましたが、ドロップシッピングとは無在庫で自分の好きな商品を、好きな金額で販売できる代理販売店システム。
通常のショップの場合、ショップが販売商品の在庫を多かれ少なかれ一定量は確保し、注文に対して代金回収、商品発送等を行いますが、ドロップシッピングは商品発送をメーカーや卸業者が代行してくれます。このため無在庫でショップの運営が可能になるというわけ。代金の回収はショップが行いますが、ショップでの販売価格と卸価格の差額がショップの利益となります。
さて、ログインすると管理画面はこんな感じ。
電脳卸ドロップシッピングの基本的な仕組みは下記のとおり。
まず、自分の販売したい商品を 「仕入れる」 ところからスタートします。仕入れるといっても別にお金が発生するわけではありません。販売用の 「画像」 を仕入れるといったとことです。現在はベータ版ということもあってか卸会員 (商品を提供してくれるメーカーや卸業者) が少なく、あまり選択の余地がないのが残念。
仕入れが完了したら、それを自分のサイトで販売するだけ。注文の受付や代金の回収は販売店 (我々です) の仕事ですので、何らかの形で注文受付と代金回収の手段を持たなければいけません。代金回収に関しては、将来的に決済代行サービス (pay+) が提供される予定らしいので、それを待つのも手ですね。
注文が入ったときは、まず 「drop」 (ドロップ) と呼ばれる通貨をチャージしなければいけません。チャージは指定の口座に現金振込み。金額は販売した商品の卸価格になります。つまり、商品の卸金額は先払いということ。注文する商品分だけその都度支払っても良いですし、すこし多めにチャージしておくことも可能。事前にチャージしておくほうが注文処理はスムーズないようです。
あとは管理画面上から注文処理をすれば卸業者から顧客宛に商品が直送されます。
この流れを簡単に図で示すと下記のような感じ。
場合によっては (5) と (6) が逆になるかもしれませんが、大まかに言えばこんなところ。
最後に気になった点をいくつか。まずは参加している卸会員が少なすぎ。これはベータ版なので仕方ないのですが、今後に期待。あと、各卸会員から提供される商品写真がどれもイマイチです。質的にも数的にも。
ドロップシッピングの場合、アフィリエイトと違って自サイト内で販売まで完結するため、サイト内の説明分の書き方や掲載する商品写真が販促に大きくかかわります。その大事な写真がイマイチだとすべてが台無し。卸会員におかれましては、質の高い写真を多く提供してもらいたいものです。
ということで、今のところは微妙な感じですが、今後商品点数などが増えていったときにはなかなか面白そうな予感がしますよ。特にすでに EC ショップを持っている人などで、商品点数を気軽に増やしたいなどといった時には利用価値があるかもしれません。