人生初の AMD Ryzen CPU でメインメモリ 128GB の Windows PC を組んでみた話

5年ぶりくらいに仕事で使用しているメインのデスクトップ PC を自作しましたので、備忘録がてらに使用したパーツなどを紹介してみようと思います。今回、メインメモリを 128GB 搭載するという野望を実現し、初めて AMD Ryzen CPU を使用してみました。

記事内で使用している各 PC パーツの画像はメーカー公式サイトから引用の範囲内で使用しています。引用元は記事の最後にまとめて記述しています。

タイトルで全部言い切ってる感はすごいんですが、備忘録的に書いておこうかなということで。とはいってもこの Blog は自作パソコンやマニアックな PC パーツの専門 Blog ではないので、あまり技術的に詳しいことやベンチマークが云々みたいな話はないんですけども。

さて、お仕事柄、メインで使用する PC に関してはある程度ハイスペックなものを使わないと作業効率に影響がでますので、それなりにお金をかけて組むわけですが (「組む」でおわかりの通り、基本的にデスクトップ型の PC は自作しています)、今まで使用していた PC (以下、既存 PC)が組んでから 5年くらい経ってそろそろスペック的にも不満が出てきたため、コロナウィルス感染症の影響で少しお仕事が落ち着いた (対面でのコンサルティングやセミナーなんかのお仕事が延期になってしまいましたので) このタイミングで刷新することにしました。

メインメモリを 128GB 積むという野望

で、事前に盛大にフラグ立ててたんですよね。

ここは有言実行ってことで 128GB メモリを積むっていうところから逆算してパーツを見繕っていったわけですけども・・・・・・

G.Skill ブランドの 「Trident Z NEO」 シリーズの 128GB セット 「G.Skill F4-3600C18Q-128GTZN / 128GB(32GB×4)」 がお安かったんでメモリだけ先に買っちゃったんですよ。お安いといってもまぁ結構な金額 (いただいた特別定額給付金の 7、8割がぶっ飛ぶくらいっすね) なわけですが。

G.Skill Trident Z NEO メモリのイメージ写真

第3世代(Zen2) Ryzen 初体験

Trident Z NEO シリーズは、AMD Ryzen 3000 シリーズ CPU と、AMD X570 チップセット搭載マザーボード環境に最適化された DDR4 メモリってことで、まぁこれで必然的に CPU は第3世代 Ryzen に決定ですね。

AMD 製の CPU って、最後に組んだの Athlon 64 とかの時代だった記憶があるので (既存 PC は Intel Core i7-5930K で組んでた)、めちゃくちゃ久しぶりですし、人生初の Ryzen 体験です。しかも、5年間も PC を新規で組んでいなかったので、私の中の自作 PC パーツに関する知識は 5年遅れており、まずは情報収集。

CPU を第3世代 Ryzen にするとは決めたものの、さすがに現時点で最高スペックの Ryzen Threadripper 3000 シリーズは無茶しすぎ、というかぶっちぎりの予算オーバーなので、Ryzen 9 シリーズにしようかなと価格を調べてみたんですが、Ryzen 9 3950X もちょっとお高すぎるので、ちょっぴり妥協して Ryzen 9 3900X を選択してみました。

私は PC でゲームをやったりはしないので、これでも十分すぎるスペック。

AMD Ryzen 9 3900X のイメージ写真

CPU が決まったのでマザーボード選択。AMD X570 チップセット搭載マザーボード、っていう条件で、個人的によく選択している ASUS ブランド (この辺は完全に好みの問題) の 「PRIME X570-PRO/CSM」 を購入。

個人的に LED でビカビカ光るギミックは全く必要性を感じない (なんで最近の PC パーツってやたら光るんでしょね・・・・・・) ので、なるべくデザイン的にシンプルで、かつ性能的に十分なものを。

ASUS PRIME X570-PRO/CSM マザーボードのイメージ写真

メインのストレージをどうするかってところですが、折角、AMD X570 チップセット搭載マザーボードを選択しているので PCI Express 4.0(Gen4) 対応の M.2 NVMe SSD を使用しました。

今だと 1TB の容量でもかなりリーズナブルになってるんですね。既存 PC では SATA 接続の SSD を使用していましたが、256GB の容量で、今回買った M.2 NVMe SSD と値段変わらなかった気が・・・・・・

ということで、M.2 NVMe SSD には、コルセア製の 「CSSD-F1000GBMP600」 を選択しました。M.2 NVMe SSD 自体、そんなに選択肢が多いわけではないのですが、安心のコルセア製ってことで。

CSSD-F1000GBMP600 のイメージ写真

グラフィックボードはコストパフォーマンスで。マザーボードと同じ、ASUS ブランドの Radeon RX 5500 XT 搭載グラフィックボード、「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」 を選択。

現在、モニター (EIZO FlexScan EV2785) を 2台、Display Port で接続してマルチモニター環境を構築していますので、最低でも Display Port 出力が 2つ以上あればいいんですが、「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」 は Display Port 出力が 3つ、HDMI が 1つと十分。

DUAL-RX5500XT-O8G-EVO グラフィックボードのイメージ写真

あとは、既存 PC は CPU の冷却に水冷方式を選択していたので、今回もそうしたいなってのと、折角なら PC ケースや電源ユニットなんかも新しくしちゃおうということで、PC ケースはデザイン性や拡張性などで評判の高い、Fractal Design 社の 「Define 7 Clear Tempered Glass (White)」 を選択し、さらに CPU 水冷ユニットも同社の 「Celsius S36」 を選択してみました。

Fractal Design Define 7 Clear Tempered Glass PCケースのイメージ写真

「Define 7 Clear Tempered Glass」 は、「ストレージレイアウト」 という、内蔵 HDD や SSD の搭載数に特化した内部レイアウトを選択することで、3.5 インチ HDD や 2.5 インチ SSD の搭載数を大幅に増やすことができます。私の環境だとデータ保存用に 3.5 インチの HDD が 5台搭載されているのですが、このレイアウトを採用することで楽に既存 PC から移動できました。

Fractal Design Celsius S36 水冷ユニットのイメージ写真

「Celsius S36」 は、とてもシンプルな構造ながら冷却性能に優れた CPU 水冷ユニット。ケースと同メーカーなので寸法的にもピッタリです。姉妹シリーズの 「Celsius+」 シリーズには LED で色々と光るやつもあるんですが、そういうのを排した一番シンプルなモデル。ケースに合わせてファンのカラーはホワイトを選択しました。

電源ユニットは個人的に一番信用していて、電源ユニットは大体ここのブランドを購入している Seasonic 製を選択。比較的低価格ながら、フルモジュラーケーブル仕様で 80+GOLD 認証の ATX 電源、「FOCUS-GX-750(750W)」 を導入しました。

(内蔵) 光学ドライブは廃止してみた

あとは OS に、Windows 10 Pro(64bit)。既存 PC には 5.25インチベイに DVD ドライブを搭載していたのですが、最近は光学ドライブ使わないので今回は搭載しない方向で進めました。どうしても必要なら外付けをあとで購入すればいいし。

今回選択した PC ケース、「Define 7 Clear Tempered Glass」 は 5.25インチベイもあるんですが、ケース全面のファンを移動させたりと面倒くさかったので、光学ドライブをやめるという選択をしたことでとても組み立てが楽でした。

SSD 自体が変更されたこともあって、Windows は新規インストールにしましたが、元々、起動ドライブには自分が作ったファイル類は一切置かないようにしているのと、Dropbox や Google ドライブを使用しているおかげで、HDD ドライブさえ新しい PC に搭載すれば、あとは使用しているアプリケーションをインストールしていくだけでほぼ移行が完了します。

ブラウザの設定やブックマーク、拡張機能などはクラウド経由で簡単に復元できますし、その他アプリケーションの設定なども、既存 PC で設定をエクスポートしておいて、Dropbox に入れておけば復元は簡単。お仕事に欠かせない、Adobe のアプリケーション類も Adobe CC から入れ直すだけですし、Microsoft Office も現在は Office 365 を使用しているのでインターネットにさえつながればセットアップはすぐ終わります。いや、便利な世の中になったことです。

お仕事が休みの週末に時間をとって組み立てからセットアップまで終わらせましたが、特に大きな問題が出ることもなく現在は新 PC が快調に動作しています。これで 5年は戦える。

新自作 PC が動作している様子

ということで、上の写真は、今回完成した新 PC が実際に稼働している様子ですが、LED による発光も必要最低限で、地味な感じになっております。

さて、主にお仕事で使用する PC ということもあって、オーバークロックで云々とか、ゲーミング性能が云々みたいな内容ではなく、選択しているパーツ類も、特に奇をてらったものではなく、かなりオーソドックスというか、有名どころばかりと、マニアな方々からすれば退屈な内容で恐縮ですが、PC 自体はかなり快適なりました。

既存 PC では、メインメモリを 32GB 搭載していて、まぁ普通の人からすれば十分なメモリ搭載量だと思いますけども、Adobe 系の重たいアプリケーション、例えば Premiere Pro で動画編集しつつ、画像編集のために Photoshop や Illustrator を同時に立ち上げて、ブラウザもタブが複数立ち上がってます、みたいな状況だと結構な勢いで動画のプレビューやエンコードが遅くなったりしていました。

新 PC では同じような状況でもメモリにはかなり余裕があり、快適に作業できています。まだ使い込んでないのでわかりませんけども、まぁ 5年前に組んだ PC よりは相当高性能になっていますので、不満が出るってことはなさそう。CPU やメモリの性能もそうなのですが、PCI Express 4.0(Gen4) 対応の M.2 NVMe SSD に換装したことがかなりパフォーマンスに影響している気もします。

記事掲載の画像引用元

本記事内で使用させていただいている画像は、下記の各メーカー公式サイトから引用の範囲内で使用しています。

  1. F4-3600C18Q-128GTZN - G.SKILL International Enterprise Co., Ltd.
  2. AMD Ryzen™ 9 3900X - AMD
  3. PRIME X570-PRO/CSM - ASUS
  4. Force Series Gen.4 PCIe MP600 1TB NVMe M.2 SSD
  5. DUAL-RX5500XT-O8G-EVO - ASUS
  6. Define 7 Clear Tempered Glass - Fractal Design
  7. Celsius S36 - Fractal Design
  8. Seasonic製 80PLUS GOLD認証 フルモジュラーケーブル ATX電源 FOCUS GXシリーズ - 株式会社オウルテック
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