Firefox 1.5 の正式リリース前、開発者向けバージョン、「Firefox 1.5 Release Candidate 2」 (日本語) がリリースされて日本語版もダウンロード可能になっています。
「Release Candidate」 はそのまま、リリース候補ですよってことで、2ということはその 2つ目。RC1 は今年 10月にリリースされてます。RC1 で報告された問題点を改善してリリースされたのが今回の RC2、これで問題なければ、予定通り、今年末には Firefox 1.5 としてメージャーリリースされることになるでしょう。当然、正式版ではないので、興味のある人以外は正式版を待った方がいいです。
Firefox 1.5 での変更点としては、
- 製品のアップグレードを簡素化する自動更新システム
- ページ遷移の高速化
- ドラッグ&ドロップによるタブの並べ替え
- ポップアップブロック機能の改良
- 個人情報を簡単に消去できる機能
- 検索エンジンリストに Answers.com を追加
- 分かりやすいエラーページ、オプションウィンドウの再設計、RSS フィードの自動検出
- アクセシビリティの向上
- 正しく表示されない Web サイトを報告できるウィザード
- Mac OS X サポートの強化
が挙げられています。(Mozilla Firefox 1.5 リリースノートより)
Firefox 1.5 での変更点でも結構うれしいのがドラッグ&ドロップによるタブの並べ替え。これだけでかなり使いやすくなりました。
また、小さいところですが、RSS を検出した際のライブブックマークへの追加アイコンの表示位置がステータスバーからアドレスバーに移動していますね。Opera などもそうですが、この方が直感的でいい感じです。
今回の RC2 に関しては、アップデートでインストール済みエクステンションとの互換性などの問題も出なかったし、Firefox 起動時の立ち上がりや新しいタブを立ち上げたときのページ読み込みに関して、かなり軽快になったように感じたので、これは正式リリースが楽しみです。
追記
すいません。ウソつきました。アップデートで 「Screen grab!」 が使えなくなってました。残念。ということで RC2 を使う場合はお気をつけて。