以前のエントリーでも触れましたが、コメント、TrackBack (以下TB) 合わせて、1週間に 1000件以上のスパムを受け取っている現状があって、それでも今までは MT のスパムフィルターがうまいことフィルタリングしてくれていたおかげで、まあ放置しておいてもいいかなくらいにしか思っていなかったわけです。
ところが、最近はスパムフィルターを通り抜けてくるやつが多くなって、コメントや TB もらったときのメール通知を ON にしている関係で、スパムにもかかわらず通知メールが飛んでくるケースがちらほらと......
しかし! 余裕かましてたのも束の間、昨日から今日の朝にかけて怒涛のスパムタイフーンが来襲。ひどいときは 1時間で 150件以上のスパムコメント & TB が。しかもスパムフィルターを通過してくるおかげで、MT は健気にも 100通以上の通知メールを送ってきてくれちゃう始末。さすがにちと腹が立ったので、急遽スパム対策強化を。
といっても、面倒なことはしたくなかったので、下記の Plugin 3つをとサクっと導入して様子見状態。今のところうまい具合に弾いてくれてます。
今回導入した Plugin は下記の 3つ。
- MT BanASCII : svn.bulknews.net
- TBPingLinkLookup : svn.bulknews.net
- Duplicated TBPing Lookup : Ogawa::Memoranda
「MT BanASCII」 は、miyagawa さん作、ASCII のみなど、マルチバイトの文字を含まない投稿を弾いてくれます。デメリットとして英語圏などの人からの投稿ができなくなるっていう問題がありますが、あえてそこには目をつぶって、Blog 鎖国状態。でも、最近のスパマーはこの手のフィルターを回避する術を身につけ始めているらしい......
「TBPingLinkLookup」 は Hatena の naoya さんが作ったものを基に miyagawa さんがリメイクしたもの。TB 送信元に送信先エントリーへのリンクがない場合は、TB を受け付けなくするもの。いわゆる 「言及リンクなし TB」 お断りスクリプト。
「Duplicated TBPing Lookup」は、小粋空間さんの 「重複トラックバック防止プラグイン」 のアイデアを基に Ogawa::Memoranda さんが公開。重複する TB のスコア判定を行い、Spam と判断したものを Junk に隔離してくれます。
どれも有名 & 定番の Plugin。落としてきて MT の Plugin ディレクトリに突っ込むだけ。ただし、「MT BanASCII」 は perl 5.8 以上が必須。
しかし、スパムの送信自体は止まってないわけで...... ほんと、何とかならんのですかね。