マイクロソフトでは出会えなかった天職

たまたま Amazon さんでレコメンドされて買ってみたらとってもよかったっていう書籍。今まで Web 関連の書籍以外は紹介したことなかったんですが、オススメし...

マイクロソフトでは出会えなかった天職たまたま Amazon さんでレコメンドされて買ってみたらとってもよかったっていう書籍。今まで Web 関連の書籍以外は紹介したことなかったんですが、オススメしときます。

内容としてはマイクロソフトのマーケティングディレクターから一転、子供たちに本を届ける活動を通して発展途上国の教育機会を支援する組織 「ルーム・トゥ・リード (Room to Read)」 の CEO として社会起業するに至った John Wood 氏の話。

「最悪の選択肢は、何もしないこと」。そんな言葉で締めくくられた1通のメールから、すべては始まった。自分で選んだ人生を生きようと決め、いまや世界が注目する社会起業家となったジョン・ウッドは、私たちにこう問いかける。「僕は、『できない理由』ではなくて『どうすればできるか』を考えたいんだ。君はどうだい?」

――彼の言葉にあなたがアクションで応えるとき、世界は変わりはじめる。

書籍紹介文より

途上国の子供のためにエグゼクティブの地位を捨てたとか、NPO に人生をかけるとかそういうことがすばらしいなんて言うつもりはなくて(もちろん彼らの活動はすばらいのだけど)、この本で John Wood 氏をすごいなっていうか、やっぱそこだよねって思ったのは、彼が持つ一流のビジネス感覚。

常にビジネスとしての視点から自身の活動、もしくは NPO について的確に分析、自分たちのビジョンやビジネスモデルをいかにして資金提供者に売り込み、運営に必要な資金を集め、限られた予算を効率よく投資して最大限の効果を得るためにはどうすればいいのかを考え行動し続ける。営利、非営利問わず、どんな活動にも、「ビジネス感覚」 ってやつが重要なんだなと改めて実感した読後でした。

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