NetMarketShare のデータで、ワールドワイドでのブラウザシェアになりますから、日本国内においては少し状況は異なるとは思いますが、2013年 6月のブラウザシェアにおいて、Internet Explorer 9 (IE9) のシェアを Internet Explorer 10 (IE10) のシェアが逆転し、IE10 が IE としては 2番目のシェア、全ブラウザとしても 3番目のシェアを持つブラウザとなりました。
2013年 6月のブラウザバージョン別シェア
今月のバージョン別ブラウザシェアは下記のような感じになっています。1位は IE8 で 22.67%。2位が Google Chrome 27 で 13.76%。3位に IE10 が入って 13.52% と続いてます。
2013年 5月のブラウザバージョン別シェア
先月のシェアは下記のようになっていました。1位は同じく IE8 でシェアもほぼ変わらず。2位に IE9、3位は Firefox 20、4位に Google Chrome、IE10 は 5位と続いていたのですが、今月になって IE9 が一気に 4% 近くシェアを下げ、逆に IE10 が 4% 以上シェアを増やしたことで逆転したという流れ。
これは、5月に開始された IE10 の自動更新が大きく影響していると思われます。下記は参考エントリー。
ところで IE6 はしぶといですね。いまだに 6% 台のシェアをキープしています。このシェアはずーっと横ばいです。また、IE8 のシェアが減らないのは、Windows XP からアップデートできていない環境がやはり多いというのが考えられます。IE6 がやっと消えつつある今、今後は居残り IE8 がネックになりそう。まぁ IE6 よりはずいぶんマシだけど。
2013年 6月のブラウザ別シェア
バージョン別ではなく、ブラウザの種類ごとにシェアを見てみると、IE は全体に対して 56.15% と高いシェアを誇っていることがわかります。2位は Firefox、3位に Google Chrome という順番。
2013年 5月のブラウザ別シェア
ただし、5月からの変化を見ると、Firefox が 1% 以上シェアを失っているのに対して Google Chrome は 1% 以上シェアを向上させています。IE などに大きな変化はありません。
過去、約 1年間のシェアトレンドは下記のページで確認できます。