同じシリーズの 「Web 制作者のための Sass の教科書」 も執筆されていた、Sou-Lablog の SOU 氏をはじめとした方々の共著による Web 制作者の間で人気のエディタ 「Sublime Text」 の基本から応用までをわかりやすく解説した書籍、「Web 制作者のための Sublime Text の教科書」 をインプレス様よりご恵贈いただいたので紹介です。
Sass の教科書の時もそうだったんですけどね... もう発売から 5ヶ月近く経ってて、ほんと申し訳ございませんって感じですが、やっと時間が取れて読み終わりましたので、遅くなりましたが紹介させていただきます。
というか、インプレスの中の方から本書をご恵贈いただくときに、「ま、加藤さんは秀丸エディタ派だから読まないんでしょうけどね(笑顔)」 って感じで渡されてプレッシャーがハンパなかったわけですが、Sublime Text、インストールはしてるんですよ。使ってなかっただけで・・・ 逆に言えば、そんな Sublime Text 初心者な私が、改めて本書のおかげで基本から応用までおさらいできたのはよかったです。
基本から応用までしっかり網羅
第 1 章 は Sublime Text の導入から、パッケージのインストール方法やテーマの変更方法など初歩的な内容。さらに第 2 章では 「覚えておきたい標準機能」 として、エディタとしての基本的な使い方を丁寧に解説してくれています。
第 3 章は、パッケージについての解説と、第 4 章では著者の皆さんが日々の業務に実際に使用しているパッケージを厳選して紹介してくれています。「どんなときにも役に立つ必須パッケージ」 をはじめ、対応ケースごとにパッケージを紹介してくれていますので、パッケージ選択の参考になると思います。
エディタに関しては人それぞれこだわりがあったりするので、無理に Sublime Text を使った方がいいよとは言いませんが、特にこだわりのエディタが今はなくて、これから自分に合うエディタを探したいという方には、Sublime Text は情報も多くて入りやすいエディタのひとつだと思います。
本書は、その導入から現場で使える応用までしっかりと書かれていますので、これから Sublime Text を使い始める人も、すでに使ってはいるんだけど、もう少し本格的に使いこなしたいと思っている方まで、手元にあると便利な書籍だと思いますよ。