数日前にも話題になっていましたが、本日 (米国時間の 2015年 1月 13日) で、Windows 7 がメインストリームサポート期間を終了し、延長サポート期間に入りました。
延長サポートの終了は、2020年 1月 14日が予定されていますので、あと 5年は一応使えますというところですが、特に企業などでは、徐々に新しい環境への移行準備を始めないといけない感じです。
発表されている、Windows 7 のプロダクトサポートライフサイクルは下記の通り。このうち、メインストリーム サポート終了日が本日来ましたよという話ですね。
製品名 | Windows 7 ※1 |
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ライフサイクル開始日 | 2009年10月22日 |
メインストリーム サポート終了日 | 2015年 1月13日 |
延長サポート終了日 | 2020年 1月14日 |
サービス パック サポート終了日 | 2013年 4月 9日 |
※1 実際には各エディションごとにプロダクトサポートライフサイクルは決まっていますので詳しくは Windows 7 に関するページ を確認のこと。
Windows Vista の延長サポートもあと 2年
ちなみに、XP の延長サポート終了 (2014年 4月 8日) はまだ記憶に新しいところですが、その 1つあとのバージョン、Windows Vista に関しても、延長サポート終了日が 2年後の 2017年 4月11日に迫っています。
こちらも移行を急ぐ必要がありますが、「NetMarketShare」 で見るとすでにシェアは 3% 未満にまで低下しているようですので、あまり問題はなさそうです。
製品名 | Windows Vista ※2 |
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ライフサイクル開始日 | 2007年 1月25日 |
メインストリーム サポート終了日 | 2012年 04月10日 |
延長サポート終了日 | 2017年 4月11日 |
サービス パック サポート終了日 | 2010年 4月13日 |
※2 実際には各エディションごとにプロダクトサポートライフサイクルは決まっていますので詳しくは Windows Vista に関するページ を確認のこと。
Windows 8.1 のメインストリームサポートは 2018年 4月まで
なお、現在最新バージョンの Windows である Windows 8.1 のプロダクトサポートライフサイクルは下記のようになっています。
製品名 | Windows 8.1 ※3 |
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ライフサイクル開始日 | 2013年11月13日 |
メインストリーム サポート終了日 | 2018年 1月 9日 |
延長サポート終了日 | 2023年 1月10日 |
※3 実際には各エディションごとにプロダクトサポートライフサイクルは決まっていますので詳しくは Windows 8 に関するページ を確認のこと。
昔から Windows は奇数バージョンが当たりみたいに言われますが (私は全バージョン使ってきていますけどあんまり気にしない方...)、Windows 8.1 のプロダクトサポートライフサイクルを考えると、今後、Windows 7 から乗り換えるなら、次にリリースされる Windows 10 (実際には Windows 9 なので奇数バージョン) を待つのがいいんでしょうね。
Windows 7 のシェアは約 56%
NetMarketShare で最新 (2014年 12月) の OS シェアを見てみると、Windows 7 が全体の約 56% を締めて 1位なんですね。次がサポートが切れたはずの Windows XP で約 18%。Windows 8 と 8.1 は合わせて約 14% ということで 3位。
XP のサポートが切れたことで、移行は進んではいますが、タイミング的に Windows 7 への移行が多かったってことなんでしょうね。Windows 8 / 8.1 も徐々に増えてはいますが、まだ XP に少し負けるくらい。NetMarketShare のデータがすべてではありませんのでわかりませんが、現状はそんな感じ。
Windows 10 がリリースされた時にどう変わるかが気になります。
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この記事書いていたらちょっと気になるニュースが。Windows じゃなくて Android の話ですが、Google が、Android 4.3 (Jelly Bean) 以前のバージョンについて、WebView の脆弱性修正パッチの提供を打ち切った (のではないか) という件。
Android 4.3 ってのは、現行バージョンからすると 2世代前ですね。とはいえ、最新版の 5.0 (Lollipop) はまだほとんど普及しておらず、現時点で Jelly Bean のシェアが 46% もあるので影響がデカイですねっていう話になっています。(あくまで WebView のパッチの提供が終わったっぽいって話ではありますが)
プロダクトのサポートライフサイクルに関しては開発元が決定することですので、それに基づいてユーザーはプロダクトの選定や刷新を行う必要がありますが、Android の場合は Windows に比べてその辺がオープンになっていないので、急にこういうニュースが出るとちょっとびっくりしますね。
ま、とはいえプロプライエタリなソフトウェアである Windows と、オープンソースの Android を同列に並べてサポートライフサイクルを語るのは無茶かもしれませんけども。