goo リサーチが発表した 「ビジネスパーソンの社内ブログ利用状況」 に関する調査結果によると、ビジネスパーソンの間では、社内の情報共有の手段として、社内 Blog に対する期待感が高く、従来のイントラネットやグループウェア等と比べて、社内 Blog が有効だと感じている人が多いことがわかったそうです。
今回の調査は、goo リサーチ・ビジネスモニターを対象に非公開型インターネットアンケート形式で行われたもので、有効回答数は 2,207名。
まず、社内でのコミュニケーションの手段としてもっとも多かったのが電子メールで 8割以上。次いでイントラネット、グループウェアと続いており、何らかのツールを利用して情報共有を行っている人は 80%以上となっています。しかし、社内知識やノウハウの情報共有レベルについての設問には、8割以上の人が 「情報がうまく共有されていない」 と回答しており、情報共有のニーズに比べ現実的には多くの課題があることがわかります。また、「情報が多すぎて、欲しい情報が探しにくい」 という声も約 3割あり、検索機能への需要が大きいことなどもうかがえます。
これに対して、「社内の情報共有を社内ブログで行う」 ことについて、「ぜひ利用したい」、又は 「多少利用したい」 と回答した人が 65.7% に上り、社内の情報共有ツールとして社内 Blog に対する期待が高いことがわかります。
一方で社内 Blog に求めるものとして、「使い方が簡単であること」、「気軽に参加できる場であること」 といった、使いやすさに関する要望が大半を占めていることから、社内 Blog を情報共有ツールとして導入する際には、自然に利用してもらえるための工夫が必要なようですね。
私が勤めるデジパ株式会社でも社内の情報共有に社内 Blog を利用していますが、メールと違って入社した時期などにより共有される情報にムラが出たりといったこともなく、後から情報を探したいときにもメールに比べて検索が容易な点、コメント機能などを活用することで、1つの情報に対して順次情報を付加することができるなど、利点も多いですので、これから社内の情報共有に力を入れたい企業には社内 Blog はお勧めできます。