Web標準(略)新・100の法則 について

先日お伝えしたとおり、 「Web標準XHTML+CSSデザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。」 という著書が明日、7月3日に発売されますが...

Web標準XHTML+CSSデザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。先日お伝えしたとおり、 「Web標準XHTML+CSSデザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。」 という著書が明日、7月3日に発売されますが、その内容について、簡単にですが書いておきたいと思います。

なんか、今日の時点でもうすでに書店で並んでいるのを見かけたとかいう情報もちらほら聞いておりますが、購入を検討していただいている方がいらっしゃれば、参考にしていただければ幸いです。

まず、本書籍の位置づけですが、本書のターゲットとなる方は、(X)HTML や CSS を使用したことはあり、一通りの Web ページ制作はできるものの、W3C の仕様書なんて見たことないよとか、マークアップの中身まではあまり気を使ったことがありませんというような初級者の方から、その状態から一歩前へ進みたいと考えている中級者の方になると思います。

次に内容に関してですが、本書は 「100 の法則」 という形式をとっていますので、「Web 標準の教科書」 や 「実践 Web Standards Design」 のように (X)HTML、CSS に関する情報を網羅し、順を追って解説していくような作りにはなっていません。

(X)HTML や CSS に関する知識のうち、「知っておくと便利」 とか、「ここを押さえておくといいよ」 といったポイントを抜き出してトピックス的に見られるようにしたものですので、この本だけで (X)HTML や CSS を理解できるというよりは、前記のような、いわゆる教科書系書籍に入る前の取っ掛かりとして、あるいはすでにそのような書籍をお持ちの方も、普段のコーディング作業中にサッとポイントを再確認できるあんちょこのように使っていただけるんじゃないかなと思っています。

つまり、深い知識の学習には教科書系書籍。普段の作業時お手元には 「Web 標準 XHTML+CSS デザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。」 って感じ...... だとうれしいなぁ。

で、解説の内容も仕様書には準じていますが、難しい書き方をされている部分をわかりやすいように簡単な言葉で置き換え (例えば 「ユーザーエージェント」 であるべきところを簡潔にするため 「Web ブラウザ」 としていたりなど) たり、解説する内容を取捨選択したりしていますので、本書を読んだ後で 「Web 標準の教科書」 のような、詳細に解説する書籍や W3C の仕様書なんかを読んでいただけるとより理解が深まると思います。

ということで、よろしくお願いします。

それにしても、書籍のタイトル長いですね。エントリー書いていても、会話の中でも思うんですがなんかいい略し方、あるいは愛称みたいのってないかなぁ。

追記

愛称は表紙の見た目から 「青の輪っか本」 ってことになりました。あと紀伊國屋さんで週間ベストセラーになったようで。ありがとうございます。

記事をここまで御覧頂きありがとうございます。
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