HTML5、W3C で Last Call (最終草案) へ

本日(米国時間 25日)、先に公開されていた仕様策定スケジュールに対して予定通り、HTML5 及び、関連仕様 5つの Lasc Call が宣言されました。

HTML5去年、9月に HTML5 の Last Call(最終草案)に向けたスケジュール案が発表され、

さらに、今年に入って 2011年5月に Last Call を出すよというスケジュールが発表されていましたが、

本日(米国時間 25日)、予定通り、HTML5 及び、関連仕様 5つの Lasc Call が宣言されました。

W3C 勧告までの過程は下記のような流れですので、

  • 草案 (Working Draft)
  • 最終草案 (Last Call Working Draft)← HTML5 は今ココ
  • 勧告候補 (Candidate Recommendation)
  • 勧告案 (Proposed Recommendation)
  • W3C勧告 (Recommendation)

上記記事にもあるとおり、8月3日までのレビュー期間を経て、そこで出てきた問題を解決すれば、勧告候補 (Candidate Recommendation) へと進むことになります (来年 1月末には次のステップを可決したいねと言っているので、その予定通りなら 2月には CR が公開ですね)。

基本的に Last Call されてしまえば仕様としてはほぼ安定状態ですので、これで制作者側でもある程度安心して HTML5 を使えるようになるんじゃないでしょうか。とはいえ、hgroup どうすんの?的な話が最近でてきていたりと、読めない点もあるんですけど…

ちなみに、HTML5 の W3C勧告(Recommendation) は 2014年 を目標に進められています。

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