米国時間、22日以降に Tumblr にログインすると下記のような画面がでて、新しい利用規約やプライバシーポリシーに同意してくれと言われるんですが (実際に使っている人は恐らく遭遇しているかと)、その中で面白いなと思ったのは、この利用規約等の改訂履歴は GitHub (GitHub とは) ですべて確認できますよと案内されていた点。
この手の Web サービスに限らず、企業の Web サイトなどでもプライバシーポリシーや個人情報保護方針などを掲載するケースは多いですが、通常は改訂しても改定日を載せる、ニュースリリース等で 「○○について変更しました」 とアナウンスする程度で、文章内の変更箇所を細かく確認できるように掲載したりはしないことがほとんどですよね。
実際に細かい改訂部分まで読み比べる人も少ないのかもしれませんが、ユーザーに影響を与えるルールの変更履歴を、必要であれば誰もが簡単に追うことができるというのは便利なだけでなく、誠実さも感じる取り組みだなと思いました。
履歴が追えるっていう意味では Google さんとかもプライバシーポリシーの履歴はすべて確認できるようになってるんですけど、あくまで旧版を閲覧できるだけなので、どこが変更されているかは細かく読み比べないといけません。Tumblr の場合は バージョン管理システムを使用することでこれを見やすくしている点が面白いなと思ったので紹介してみました。