本日 (私の環境では 23時ごろ自動更新がきました)、Firefox 21 が正式にリリースされましたが、HTML5 関連では、main 要素への対応、style 要素の scope 属性への対応が行われました。また、JavaScript 関連では E4X が完全に削除され、使用不可になりました。
細かい修正点は Firefox 21 for developers に書かれていますが、HTML / CSS 関連では、main 要素への対応、style 要素に対する scope 属性への対応などが行われています。
main 要素については、過去に下記の記事を書いていますのでご参考まで。
また、style 要素の scope 属性に関しては、同じく過去に下記の記事を書いています。
次バージョンとなる Firefox 22 に関しても下記の記事を書いていますが、
Firefox 22 では、
- data、time 要素への対応
- ES6 (ECMAScript6) の Arrow Function 構文への対応
- input 要素の range (
<input type="range">
) の実装 - CSS Flexbox layout の再有効化
など、面白そうな実装が多く追加されています。この辺について詳しくは後日書く予定。
なお、Firefox 21 の正式リリースに伴い、Firefox 22 が Beta Channel に、Firefox 23 が Aurora Channel に、Nightly が Firefox 24 へとそれぞれ移行しています。