Twitter が自前で画像のアップロード機能を持つ前から、ツイートに画像を投稿 (添付) するサービスとして長く運営されてきた Twitpic が Twitter 社との商標問題でサービスを終了すると急遽発表して話題になっています。
その辺の詳しい話は下記の公式 Blog やニュース記事を見てもらえればよいと思いますが、私も Twitter が正式に画像のアップロードに対応した後は使っていなかったものの、過去、結構な数の画像を Twitpic には上げていたので、念のためそれらすべてを手元にダウンロードしておくことにしました。
TwitPicDLer で一括ダウンロード
Twitpic の公式 Blog でも触れられているとおり、数日中にユーザーが投稿した画像と動画をエクスポートするツールを公開する予定とアナウンスされていますので、別に焦る必要はないと思いますが、私の場合は時間が空くと忘れてしまうことが多いので、先にやっておくことにしました。
今回使わせてもらったのが下記。
Windows 向けのアプリなのでマカーな人はあれですが (追記あり)、ユーザー名を入れるだけで簡単に Twitpic から全画像、動画をローカルにダウンロードしてくれます。
zip ファイルをダウンロードして解凍すると 「TwitPicDLer.exe」 がありますので、これを実行してアプリケーションを立ち上げます。あとは 「ユーザー ID」 に自分の ID を入れ、「すべてのページから取得」 にチェックを入れて、その下の 「画像を取得」 ボタンを押すだけです。
画像を取得ボタンを押した際に特に何の反応もないので戸惑うかもしれませんが、TwitPicDLer.exe があるフォルダ内に、「images」 というフォルダが作られてダウンロードが始まりますので、あとは終わるまで放置です。結構時間かかるのでゆっくり待ちましょう。
取得が終わると下記のようにダイアログが表示されます。
私の場合は、全部で 327 件の画像がアップロードされていました。なんか懐かしい画像もありましたが、私の場合は最後に Twitpic に投稿したのがもう 2 年半以上前で、動画の投稿などには使っていなかったため、それ程時間はかかりませんでした。
これで画像がなくなってしまう心配はなくなりましたが、Twitpic がサービス終了してしまうと、過去、Twitpic を使って画像を添付したツイートからのリンクが全部リンク切れになっちゃうので、それはなんか残念。
色々と大人の事情があるんでしょうが、Twitter 黎明期から続いていたサービスがこういう形で終わるっていうのはちょっと世知辛いインターネットですね......
関連リンク
2014年9月6日 追記
マカーな人のためのシェルスクリプトを下記 「いいハコ作ろう」 さんが公開されていましたので紹介。