ちょうど 2年前に Kindle Paperwhite 3G (第 5 世代) を買って、特に大きな不満もなく使い続けてたんですけども、最近新しい、Kindle Voyage が発売されたので、なんか小さいし軽くなってるしよさげだから買ってみようと思って購入したんですよね。
で、それが数日前に届いたんですが、Kindle Voyage 自体には全く不満もなく (不満が出るほど使い込んでないだけかもしれないけど)、いい感じなんですが、1つだけどうしても納得いかない事があってですね......
それはおまえだ 「ORIGAMI 本皮カバー (レッド)」。
おまえが 「レッド」 だというから買ったというのに......
実物のおまえはどう見てもあずき色じゃないですか...... いやあずき色も赤っちゃ赤だけど。
ということで、我が家の 「レッド」 という商品名のついたカバー関連を集めて撮影してみましたが、
ちょっ...
結論。Amazon のサイトに掲載されている 「ORIGAMI 本皮カバー (レッド)」 の商品写真は実物とはかなり色が違いますので、全国の赤いもの大好きな皆様、ご購入に際しては十分にお気を付けください。
余談ですが、この 「ORIGAMI カバー」、以前の Kindle Paperwhite のカバーのように本体をはめ込む感じではなくて、磁石で固定するため、カバーの上に本体を置くと吸い付く (って表現で伝わりますかね) 感じで装着できるんですが、そのおかげでカバーを付けても全体のサイズがあまり大きくならず、個人的にはすっきりしていて好きです。
あと、名前の通り、折り紙のようにカバーを折る事でスタンドにできます。まだ使うシチュエーションに出会ってないですが。
Kindle Voyage 自体はお気に入り
と、まぁカバーの色の件は半分冗談なのでさておき、Kindle Voyage 自体は結構いいですよ。特に画面のきれいさはかなりのもので、私が今まで使っていた Kindle Paperwhite 3G (第 5 世代) と比べると相当な進化です。
例えば、Kindle Paperwhite の時は画面の縁の方に黒い影みたいのがうっすら出てて、個人的にはそんなに気になりはしなかったとはいえ、まぁこんなもんかなくらいに思ってたんですが、Kindle Voyage は隅っこまできれい。また背景の白も Kindle Paperwhite に比べてまさに 「真っ白」 って感じで、文字もくっきり見えていい感じです。(下の写真は左側が新しい Kindle Voyage)
ちなみに画面のサイズ自体は同じですが、Kindle Voyage の方がひとまわり小さくなって、軽くなっています。また、Kindle Paperwhite はベゼルと画面に段差があったんですが、Kindle Voyage では通常のスマホやタブレットのように面一になって見た目的にも洗練されました。
Kindle Voyage は PDF の表示もかなりきれいに
それから、PDF を表示したときのきれいさにかなり差があって、文字がくっきり表示されて読みやすいです。
ちょっと上の写真だとわかりにくいと思いますので下に画面を近くで撮影したのを載せてみますが、
上が Kindle Paperwhite、下が Kindle Voyage ですが、Kindle Voyage の方が明らかに文字がくっきりしているのがわかるんじゃないかと思います。
電子書籍ではなく、自分で資料や書籍を PDF にして Kindle で読みたいって人にはうれしい進化だと思いますし、漫画とか読む事が多い人なんかだと、Voyage になって向上した解像度の恩恵にあずかる機会も多そう。
ベゼル部分にページ送りボタンが付いた
あと、ベゼル部分にページ送りボタンが付いたんですね。片手で読んでるときとかはページ送りがしやすいです。しかも左右で 「進む」、「戻る」 に別れてるんじゃなくて、上下にボタンが分かれていて(つまり左右に同じボタンが並んでる)、片側だけでもページ送り、ページ戻りができるのは便利。
ということで、まだ使い込んでいないので表面的なレビューではありますが、個人的にはオススメできる電子書籍リーダーなんじゃないかなと思います。
私が比較しているのはあくまで 2年前に買った第 5 世代の Kindle Paperwhite ですから、もしかしたら現行版の Kindle Paperwhite から乗り換えの人だとまた印象が違うのかもしれませんけどね。
追記
2014年 11月 14日、Amazon が Voyage を含む、Kindle シリーズのソフトウェアアップデートを発表しました。このアップデートを適用すると、購入した書籍などのコンテンツを家族間で共有できる 「Family Library」 をはじめとした新機能が利用可能になるそうです (ただし米国での発表なので日本が対象かは不明)。