Web コンテンツのアクセシビリティに関する JIS 規格、「JIS X 8341-3 (高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ)」 が改訂され、「JIS X 8341-3:2016」 として公示されました。
経済産業省サイトでも 3 月公示の JIS 規格として案内されています。改正の案内については同ページに掲載されている PDF 資料でも確認できます。
実際の JIS 規格をとりあえず閲覧したいという場合は、下記の日本工業標準調査会サイトで PDF による閲覧ができます。
JIS 規格の購入は日本規格協会サイトから。直でリンクが張れなくて面倒なんですが、下記のページから、「JIS 検索」 を選択して、「規格番号」 に 「X8341-3」 と入れて検索すれば JIS X 8341-3:2016 がヒットすると思います。
とりあえず仕事で必要な人は 1冊 (PDF でもいいですが) 買っといたらいいんじゃないでしょうか。今回の改正までの経緯や、今回の改正の趣旨については、JIS 規格の 56ページ目以降にまとまっていますのであわせて目を通しておくと良いと思われます。
また、今回の JIS X 8341-3:2016 公示に伴い、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) が公開している対応度表記ガイドラインも更新されました。詳しくは下記リンク先等で確認できます。
改正版「JIS X 8341-3:2016」が公示されました。これに合わせて、「対応度表記ガイドライン 2016年3月版」を掲載しました。他のJIS X 8341-3:2016関連文書も順次、公開していく予定です。 https://t.co/jRPiltjZAT
— ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (@waic_jp) March 22, 2016
規格改訂に携わった方々にはお疲れ様でしたと申し上げます。