7月1日付けで Technorati.jp は正式にサービスインしました。同日、正式サービス開始に合わせたデジタルガレージの記者会見が開催され、テクノラティジャパンの概要などが発表されましたが、その模様が INTERNET Watch にて掲載されています。
Technorati.jpについては「一見すると検索エンジンに見えるが、生きている情報をいかにリアルタイムに伝えるか、という点ではGoogleとは違う方向だ」と説明。「日本では携帯電話も普及していて、PCから離れていても繋がるという意味で本当の常時接続。そういった流れの中ではPCで検索する以外の新しい方法があるだろう。かつてのパソコン通信のメールと今のメールが違うように、中長期的にはTechnorati.jpの検索も今までの検索とは違うものになる」とし、「Googleはスタティックな検索の標準に、Technoratiはリアルタイムなコンテンツ検索の標準になるのではないか」との自信を示した。
検索エンジン市場は今後も成長、新たな技術的進化を遂げていくことは明らかですが、同時にユーザーサイドでは自分の探したい情報に合わせて検索エンジンを使い分ける流れが顕著です。Yahoo! や Google、MSN といった巨大企業が独占し、参入の余地がないと思われがちの検索市場ですが、Technorati が検索市場に一定の地位を確立できるかどうかはなかなかに興味深いところです。
