Amazon Web サービスを体験してみる

他のサイトで 1年位前に書いた Amazon Web サービスに関するメモですが、掲載していたサイトを閉じてしまたのでこちらに転載。2005年 5月のエントリー...

Amazon Web サービス他のサイトで 1年位前に書いた Amazon Web サービスに関するメモですが、掲載していたサイトを閉じてしまたのでこちらに転載。2005年 5月のエントリーなので内容は古いかもしれませんがそこはご愛嬌。数回に分けて Amazon Web サービスに関する簡単に解説しています。

ここで書いたことをこのサイトでも利用していて、ページの下の方に入っている CD ジャケットの一覧がそれなんです。記事的には古いのですが、せっかく書いたので移動して残そうと思い立った次第。

※ この記事は 2005年 5月に書かれたものです。

前々から Amazon が提供する API、「Amazon Web サービス」 (以下 AWS) を使って色々やってみたいことがあったんだけど、忙しさにかまけてずっと放置状態...... で今回、ゴールデンウィークの休みもあるっていうことでちょっとだけ AWS を使ってみることに。

この 「Amazon Web サービス」、簡単に言ってしまえば Amazon が持つ膨大な商品データベースを誰もが簡単に利用できるサービス。AWS には 「SOAP」、「REST」 の2種類のリクエスト形式がありますが、今回はお手軽な 「REST」 形式をチョイス。AWS [REST] は、Amazon に対してある決められたルールでリクエストを送ると、それに対応した結果を 「XML」 で送り返してくれます。この XML データを加工して、Web サイトのコンテンツ拡充や Amazon のアソシエイトプログラムと合わせて、ちょっとしたお小遣い稼ぎなんかに利用できるわけです。

で、今回は AWS を体験してみるっていうことで、Perl や PHP などのプログラムをわざわざ書かなくてもいい範囲でちゃちゃっとお気に入り CD リストなんか作ってみることに。

AWS に関しては、わかりやすく解説してくれているサイトが数多く存在するのでいまさら感が漂いますが、せっかくなので順を追って解説してみます。初めて AWS を使うって人のちょっとした参考になれば幸いでございます。

1、AWS を使うための準備

まずは AWS を利用するための準備をしなければなりません。AWS を利用するために Amazon から取得しておかなければならないものが 「登録ID」 と 「Amazonアソシエイト ID」 の2つ。後者の 「アソシエイトID」 は AWS を利用する上で必須ではないのですが、これがあれば AWS を利用して作ったリンク経由での売り上げがちょっとしたお小遣いになるので、取得しておくといいですよ。

もうひとつの 「登録ID」 は必須です。これは過去に 「デベロッパー・トークン」 と呼ばれていたもので、AWS を利用して XML を取得する際に必要になります。無料で簡単に登録できますので下記のページから ID を取得しておきましょう。

AWS 登録 ID の取得

登録 ID の取得ページは英語 (amazon.com) なのでちょっとビビるかもしれませんが、大丈夫。メールアドレスを入力し、「No, I am a new customer.」 にチェックを入れたら次へ、名前 (アルファベットで)、メールアドレス (同じアドレスを 2回入力)、自分で決めたパスワード (これも確認のため 2回入力)したら次へ。なにやら色々と入力する項目が並んでいますが、「*」 が付いている項目は必須なので、あわてずに入力しましょう。なお、すべての記入は英語 (アルファベット) で。漢字やカナは受け付けてくれませんよ。

AWS 登録 ID の取得

次に進んだら、住所などの詳細情報を入力。

AWS 登録 ID の取得

Address Line 1

住所です。ここには番地などを記入。例えば 「Chiyoda 1-1」

Address Line 2

同じく住所。ビル、マンション名など

City

市区町村。例えば 「Chiyoda-Ku」 とか 「yokohama-shi」 とか

State, Province or Region

都道府県。例えば 「tokyo」

ZIP or Postal Code

郵便番号です。

Country

国名、日本に住んでいるなら 「Japan」 を選択しましょう。

Phone number

電話番号ですね。

Company or Web Site Name

会社名、または Web サイト名です。入力は任意です。

Web Site URL

Web サイトの URL 。これも任意ですから特に入力の必要なし。

その下は 「Amazon Web サービスをどこで知りましたか?」 っていうアンケート。適当に。さらにその下にあるのが、いわゆる 「規約」 って奴ですので、読める方は読んどきましょう。ちなみに日本語訳 (あくまで参考訳) もここで読めます。「読みました」 っていう意味で規約の下のチェックボックスにチェックを入れたら次へを押せばサイト上での入力は完了。

ここまでくれば登録完了まであと一息。先ほど入力したメールアドレスに 「Registration Activation Email」 という件名でメールが届きますのでそれを確認。全文英語のメールなので、スパムフィルターとかに引っかかる可能性大です。しばらく待っても届かない場合はその辺を疑ってみましょう。

このメールに記載されている URI にアクセスすると、「Here's your Subscription ID: ***」 という形で登録 ID が表示されますので、これをメモったらとりあえず準備は完了です。

次回 : Amazon Web サービスを理解する

記事をここまで御覧頂きありがとうございます。
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