6月 25日、日本だと同日深夜ですが、Firefox の最新版、Firefox 22 が正式リリースされました。さっき自動更新の方もきたので紹介。
仕様変更で色々あった CSS Flexible Box は、Firefox 18 からデフォルト無効なものの実装はされていましたが、今回の Firefox 22 からデフォルトで有効化されました。
HTML5 関連では、data 要素、time 要素への対応、input 要素の、。JavaScript 関連で、新 JavaScript エンジン 「OdinMonkey」 による JavaScript の高速化、asm.js、ES6 の Arrow Function 構文を実装、また WebRTC もサポートするなど、多くの変更が行われています。type="range"
のサポート
WebRTC とかは、過去にこの Blog でも書いたのでそっちを紹介。あと、Firefox 22 で予定されていた、サードパーティ Cookie のデフォルトブロックに関しても、先日書いたように影響が大きいことから少し猶予期間を作るため、延期されています。
- Firefox 22 で WebRTC がデフォルト有効に
- Firefox 22 に使用フォントが確認できる Font Inspector が搭載
- Firefox 22 で予定されていたサードパーティ Cookie のデフォルトブロックは延期
- Firefox 22 / 23 での変更点のうち気になる部分をまとめ
関連して次の Firefox 23 での変更点のうち、この Blog で取り上げたものを下記に。
ということで、Firefox 22 の正式リリースに伴い、Firefox 23 が Beta Channel に、Firefox 24 が Aurora Channel に、Nightly が Firefox 25 へとそれぞれ移行しています。
2013年 7月 12日追記
CSS Flexible Box について、最新の仕様に基づいた記事を書きました。