NYTimes が所蔵する膨大な量の写真を Tumblr で公開

NYTimes が所蔵する膨大な量の写真を Tumblr を利用して定期的に公開していく試みが始まったようです。

NYTimes が所蔵する膨大な量の写真を Tumblr を利用して定期的に公開していく試みが始まったようです。その名も 「The Lively Morgue」。

The Lively Morgue

How many? We don't know. Our best guess is five million to six million prints and contact sheets (each sheet, of course, representing many discrete images) and 300,000 sacks of negatives, ranging in format size from 35 millimeter to 5 by 7 inches -- at least 10 million frames in all. The picture archive also includes 13,500 DVDs, each storing about 4.7 gigabytes worth of imagery. When the Museum of Modern Art set out to exhibit the highlights of the Times archive in 1996, it dispatched four curators. They spent nine months poring over 3,000 subjects, working with two Times editors, one of whom spent a year on the project. In the end, they estimated that they'd seen only one-quarter of the total.

If we posted 10 new archival pictures every weekday on Tumblr, just from our print collection, we wouldn't have the whole thing online until the year 3935.

The Lively Morgue - A Treasure House of Photographs から引用

「正確には把握していないけれど、500万 ~ 600万点の現像された写真と、コンタクトシート、35mm や 5×7インチのネガフィルムが 30万袋 (全部で少なくとも 1000万コマにおよぶ)があり、さらに 13,500枚の DVD (1枚あたり約 4.7GBの画像が入ってる) があるよ。MoMA が 1996年に Timesアーカイブから選定した作品を展示しようとしたとき、MoMAから派遣された 4人の学芸員と 2人の NYTimes 編集者で、9ヶ月にわたり 3,000 を超える項目を熱心に調べたけど、結局全体の 1/4 くらいしか見られてないと思う。もし、10枚の写真を毎平日 Tumblr で公開していったとしても、3935年まで続けられるだけの点数になる。」

ということで、どれだけ膨大な量かがわかるわけですが、これを Tumblr で毎週公開していくと。そうして巨大なアーカイブを少しづつデジタル化し、将来に渡るオンラインでの利便性とアクセス性を保証すると述べられています。

で、さらに興味深いのは、写真と一緒に各プリント裏面の画像も公開してくれていること。紙面に載った際のキャプションから写真エージェンシーの名前、さらに手数料まで記載されていて、その写真の裏側にあるストーリーを垣間見ることができます。

The Lively Morgue - A note about back stories

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